• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

たまのケージ【ヒロアカ】

第19章 笑わない人が笑った時ってキュンとする(爆豪勝己)



自分の事務所に着くまでが、とても長い気がした。


何も言えずにただ歩く自分と、その後ろを何も言わずに歩く繭莉。


近づいたようで、そうじゃないような距離感がどこかじれったかった。



早く、近づきたい。



そう思いながら、やっと着いた事務所の扉を開ける。


そして、繭莉の腕を引いて抱きしめた。


「……あの……爆豪さん……」

勝己の腕の中に収まっていた繭莉が、顔を上げた。

「私……っ、その……初めてなんです……こういうの……」

そう言って、赤く染まった顔でこちらを見つめてくる。

その顔があんまり可愛いから、どうにかしたくなってしまう衝動を抑えられなくなる。

ちゅ、と触れるだけのキスをして繭莉の身体を持ち上げた。

「きゃっ」
「別に、どうだっていいだろそんなん」

近くにあった机に繭莉を座らせて、服の中に手を差し入れた。

「……いいのかよ」

確認の為にそう訊くと、真っ赤な顔のまま頷かれる。

「……いい、です……」

その言葉を合図に、一気に服を捲り上げて、目の前の身体に覆い被さった。

ブラジャーの上からやわやわと胸を揉むと、繭莉の口から甘い息と声が漏れる。

「んっ……ふ……あ……」

その声を聞くと、耳がジンと痺れて胸がぎゅっと痛くなる。

心臓の音が、半端ない程煩い。



この先をしたら、繭莉はおろか、自分も壊れてしまうかもしれない。



でも、それでもいい。



繭莉と、壊れたい。



胸に直接触れたくて、繭莉の背中に手を伸ばす。

「……ん……?」

だけど、ブラジャーなんて初めて見るし、どうやったら外れるのかとか色々考えてしまう。

それに気付いたのか、繭莉が少し背中を浮かせた。

「あの……それ、ホック……少しずらしたら、外れるから……」

そう言われて、もう自分が初めてなのがモロバレだとか恥ずかしい気持ちになりながらホックをずらすと、それはぷつんと外れた。


そして、繭莉の柔らかそうな乳房が露わになった。


引き寄せられるようにその膨らみを手で包むと、びくっと繭莉の身体が反応する。

「あんっ……う……っ」
「……すげ……」

柔らかくて温かくて、一生触ってられそうだとか思ってしまう。
/ 471ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp