第31章 理性と欲望の狭間
「すげぇ締めてくる…」
「ァッッ…ンァ…」
ゆっくりと抜き出す感覚だけでも雅の腰は時折震え、吐息交じりに声も漏れ出した。
「…射れていい?」
「ん…」
箱を取り、ぴりっと袋を破れば手早くつけていく加賀。両足を広げ、ゆっくりと愛液を取り、宛がえば先端からゆっくりと押し込む様に射れていく加賀の一物に、雅の顔も一瞬歪む。
「…痛いか?」
「ううん…大丈夫…」
「そか…」
「城君、の…おっきいから…」
「そう、か?」
「ん…」
普段は言わないことも二人だけの時には雅もすんなりと口にする。
「…すげぇ気持ちぃ…」
「ン…ン…ッッ」
「動くな?」
小さく問いかけ、髪を撫でればこくんと頷く雅がいた。
「…ッック…」
加賀もグッと押し込んだタイミングで一瞬顔が歪むものの、それでもゆっくりと腰を止める事はなかった。
「…あんま、締めんな…」
「だって…気持ち…いから…」
気付けば足を肩にかけ、折りたたむ様にした体制で奥を突きあげている。
嬌声が部屋に響き、互いの汗も交じり合う。時折動きをスローにして唇を重ねる加賀の首に雅もまた腕を回していく。
「…城君…好き…」
「俺も…好きだ…」
「…ッ…ンァ…」
「やべ…でそ、う…」
「いいよ…出して?」
雅のその一言を聞いて加賀はフッと気が抜けた時だ。ドクリと欲望をゴムの中に吐き出していく。
「…ンァ…ハァハァ…ンック…」
体を重ね、互いの鼓動すらも同調させるかの様にぴたりと肌を重ねれば耳元で加賀は吐息交じりに話し出す。
「…マジで…めっちゃ気持ちい…」
「気持ちかった?」
「気持ちよくなけりゃ…出るもんもでねぇっつぅの」
「…ならよかった…ッッ」