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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第7章 地雷




なんで怒ってんの?
スマホ忘れたから?
すずと遊んだから?
お酒飲んだから?


暁と、いたから?


駄目だわかんない。
柳瀬の地雷がわかんない。
前、闇堕ちした時はあたしが悠介の車に乗ろうとした時。
ならやっぱり暁が地雷?
でもあの時だってこんなに怒ってない。
あの時は、フラストレーションが爆発した感じだったし。
今。
だってさっきまで電話でも普通で。
駄目だ。
わかんない。
考えがまとまらない。
同じ考えがぐるぐるまわる。



上を向かされたままに。
柳瀬の両手が首へと触れる。
圧迫されてるわけでもないのに。
息が出来ない。
そのまま、無理な態勢のまま。
上から体重をかけるように柳瀬の唇が、あたしの空気を全て奪った。

「…………っ」




「おい雅、莉央そのままじゃ死ぬぞ」





「ッる、せぇ!!莉央莉央さっきからうるせぇ!!この人は俺のもんだっ、馴れ馴れしく触んな」
「っ」



足が。
暁のお腹を思い切り蹴り飛ばして。
暁が疼くまる。
のと。
唇を離されたのがほぼ同時で。
一気に入ってきた空気に思い切りむせた。
けど。


「あきらっ」


力の入らない身体をなんとか動かして。
暁へと近付く。


「暁、柳瀬挑発しないで…………っ。」


今のはわかる。
あたしのためだって。
柳瀬の意識をあたしから、逸らしてくれた。



「なんで庇うの?」
「庇ってないっ」
「…………なんで?そんなに大事?」

「ち、違…………っ」


「じゃぁ退きなよ」
「やだ、退けないよ…………っ」


だって。
だって仮にも暁、若頭って肩書付いてて、ただただ下っ端の柳瀬がケンカ売ってどうなるかなんて。


「退いて、莉央ちゃん」


「っ」


暁の首へとしがみついて、ぎゅ、て目を閉じた。
だってこれ以上暁に手、出したら…………。
暁ウチの、トップなのに。
こんなの。
絶対駄目。
柳瀬が、殺されちゃう。
そんなの絶対やだ。
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