第27章 ぶつかる本音
『俺もー!!』と悟空も手を挙げて走り出す。
「あなた達はどうしますか?」
「とりあえず部屋に戻る。待たせてっからな」
「そうですか。まぁ、ホテル内の食堂なら、ある程度も時間までは空いてるみたいなので?」
「んぁ?…わかった」
そうして八戒も一緒に三蔵と悟空の後を追う。悟浄は理世の待つ部屋に戻っていく。ドアを開ければドアのすぐ近くで膝を抱えて座り込んでいる理世がいた。ドアを開ける音で顔を上げれば立ち上がってポスっと巻き付いていく理世を悟浄は抱きしめた。
「こんなとこで待ってたの?」
「ん…」
そう返事をする理世を抱き上げればベッドに連れていく悟浄。そっと優しく下ろせば首に巻き付いたままの理世の肩を押し戻して体を離す。
「ちょっとやりにくいかもしれねぇけど、どうする?先メシ行く?」
「…ッッ」
首を小さく横に振る理世。
「…ずっと…待ってたんだよ?」
「知ってるよ。待たせたのは…だからなるべく早く終わらせた」
「…じゃなくて…」
「ん?」
「もぉ…いい」
ゆっくりと体を離せばふいっと体ごとそっぽを向く理世。そんな相手の背中から抱きしめれば少し意地悪そうに悟浄は聞いた。
「俺の事、待ってたんでしょ?それとも…俺の温もりの方?待ってたのは」
「…ッ…」
「言ってくんなきゃ分かんねぇけど?」
「…そぉだよ…」
「素直じゃねぇんだから…」
「素直だもん…」
そう返事をする理世を後ろから服の裾に手を入れ、胸を揉みしだく悟浄。