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【薬屋のひとりごと】後宮の外に咲く毒の華【R指定】

第16章 【R18】毒の華は華麗に咲く


「…………。」

自分を全く無視して猫猫と執務室に出て行こうとする月娘を、壬氏は呆然と見ていた。



「………俺も行く。」

((…言うと思った。))高順・僑香。



「…執務がありますので無理ですよ。」

そう冷静に言う高順を壬氏は思い切り睨む。

月娘はそんな壬氏と高順のやり取りさえ無視して、喜んでいる猫猫を連れて後宮から出て行った。



僑香はチラッと月娘を見た。

喜んでいる猫猫を見ている月娘の顔は穏やかだったが、目が笑っていない。

すぐに月娘が怒っていると僑香は分かった。



(…ああ…どうかこのまま何事もありません様に…。)



月娘は祈る様に2人と一緒に場所に乗った。








「おお……。牛黄に麝香……それに海馬に石膏……。」

月娘の宮に来ると、猫猫は目の前にある珍しい薬材の前に目を輝かせながら体を震わせていた。




「これ全部頂いても良いのですか!!?」

見た事が無い位に喜んで笑顔の猫猫に月娘は頷いた。

選んで貰おうと思ったが、全部欲しいなら渡すとしよう。
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