• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第21章 群発災害


医療班の方がいなくなると彼はまた私の手を握り、涙を流しながら微笑む。


「そんな泣かないでよー…。」


「やから、泣いてへんって……美影、愛しとる。」


「私も、愛してる。」


目から出ている水は涙ではないんだろうか…。


酸素マスクを外そうとすると慌てて止めてくるので、その手を掴めば動きを止めてくれた。

そのまま酸素マスクを外し目を閉じる。


「なにしてるん?」


「ん。」


「え?……っ、ふっ…ちゃんと口で言いや?」


そっと唇が重なりゆっくり離れる。

すぐに酸素マスクをつけられて、その後はあの後どうなったのかとかいろいろ話しを聞いた。


明暦の大怪獣というものが9号の中から出てきて大変だったと…。

明暦の大怪獣って…資料を見た気がする。
相当やばいやつじゃ…。

大変なんてものじゃなかったはず…。


「宗四郎、お疲れ様。」


「うん、君も…。」


指を絡めてギュッと握り見つめ合った。

/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp