第14章 保科家
その後はベッドで少しまったりしてから、お義父さんとお義母さんに挨拶をしてから、2人に見送られながら、彼のご実家を後にした。
「せやから、俺がちゃんと基地連れて行く言うとるやろ。」
「あんたに預けるくらいなら、僕が送ってくわ!」
駅のホームで宗四郎さんには肩を抱かれ、お義兄さんには腕を引っ張られながら、電車を待っている。
本当にやめて欲しい。
顔がそっくりでしかもイケメンの2人に奪い合いをされる私の身にもなって欲しい。
電車を待つたくさんの人が私たちを見ている。
きっと、ほとんどの人が第6の隊長と第3の副隊長だと気付いているだろう。
宗四郎さんはメディアの露出が少なくても、ここは彼の地元なのだ。
有名だろう。
だって…すぐそこに2人のポスターがあるのだから。
東京では亜白隊長のポスターばかりあったな…。
あとは四ノ宮長官とか鳴海隊長のも少しばかり見かけた。
「宗四郎さんはもう行かなきゃ、飛行機の時間があるでしょ!最終便なんだから、遅れたら明日なっちゃうよ!」
「……離れたない…だって、美影は僕のやもん。」
何を言っているんだ。
第3部隊の副隊長でしょうが。
今は大変な時で、そんな時にあなたがいなくてどうする。
亜白隊長の道を切り開くんでしょ?