第12章 告白Ⅰ
[あの…えっと……椿ちゃん…]
泣かせてしまった
どう言葉をかければいいかわからなくてオロオロしてしまっている
きっと聞いていてあまり気分の良いものでなかったのは確実だし
ここまで我慢して聞いていてどう反応すればわからなくなったんではないだろうか
私はまたそう勝手に思い込んでしまっていた
でも違かった
[ぐすっ……本当に頑張ったのねあなた]
[私達に聞かせてくれてありがとう]
[辛い話をよく打ち明けてくれる気になったわ]
[ねぇことは]
[そうだね、椿ちゃん]
ことはさんが椿ちゃんの涙を拭いて私の正面に向く
[さん]
[辛かったと思いますけど打ち明けてくれて本当にありがとうございます]
[私達でよければこれからも相談してください]
こんな風にいってもらえるとは思っていなかったものだから
気持ちがうまくまとまらない
でも
私この人たちに会えてよかった
それだけは確かで
感謝の思いを上手く言葉に表せないけど
[ふふ…優しいよ二人とも]
[ありがとう…]
私は一筋の涙がこぼれながらも笑っていた