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奥まで愛して —お嬢様✖️溺愛執事—

第2章 完璧執事は高校生





「…………まぁ、いいや。処女じゃないなら遠慮しない」
「…………っ」
「こっちもそろそろ限界なんだわ」



ハイセの指先が。
スカートの中へと伸びて来て。
ハイセが。
ベルトに手をかける。


「待ってハイセ…………っ」



さすがにいきなりとか。
今までだってない。
一気に喉から空気が抜けて青ざめるけど。
お構いなしにハイセの指先は下着の中へと侵入する。



「やだ…………」




やっぱりハイセじゃない。
ハイセはこんなことしない。
こんな強引に。
自分の欲を発散なんてしない。





涙が出そうになる両目を、ぐ、て閉じた。





けど。





「…………きつ」


「え」



「…………やっぱはじめて?」



なんて答えていいかわかんなくて。
でも、ハイセの指の違和感が強烈で。
身体が固まる。


「っ」


「…………さすがに、そこまで飢えてねーし」



「え」



する、って。
下半身に感じた圧迫感が、なくなって。
ハイセが、離れてく。



「待って!」
「は?」
「他の子と、するの?」
「あ?」
「…………『発散』」



背を向けるハイセの腕を掴んで、見上げる。



嫌だ。
ハイセがあたし以外を、抱くのは。
絶対に嫌。




「…………そろそろさ、ほんと限界なんだよ」





はぁーって。
思い切りため息ついて。
頭を押さえながら、ハイセがその場に座り込んだ。




「見境なく女襲う趣味ねーから。まじ勘弁して」

「っ」



ハイセ。



ハイセ。




やっぱり。
ハイセだ。




ハイセの後追って床に座り込んで。
ハイセの。
両頬へと、触れた。
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