第3章 いざ、雄英高校へ
「…仲良しごっこがしたいなら他所へいけ」
突然地を這うような低い声が聞こえてきた。
織田作と同じ声の持ち主は、僕の知る限り一人しかいない。
「相澤先生じゃァないですかァ〜元気にしてました?」
「煩い。さっさと席に着け」
「やだなー。釣れないなー。そして僕の席はどこかなー」
安心したまえ諸君。
これが僕の通常なのだ。
そしてそこの相澤先生!今君はイラッとしただろう?
分かるよ、その気持ち。だから僕はこうやって話しているんだ。
「お前は十四番。前見ろ」
「わーほんとだぁー書かれてるー」
「お前は本当に合理性に欠ける。お陰で説明している暇が無くなった。お前ら早速これ来て外出ろ」
相澤先生怒ってたじゃん。なんでだろう。
「初っ端から怒らせてどうするんですか、」
「僕が居る限り東条さんに危害は与えさせません」
「二人とも優しいねぇ。大好きだよ〜」
「だいっ、、、、」
「それは、僕へ向けての感情の方が大きいですよね!?」
毎回この二人の情緒がわからないんだがどうにかしてくれ治くん。
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出席番号はデフォルト固定です。すみません。