第5章 本当の入学初日
「大丈夫へーきへーき!!個性の副作用だから」
「そうなのか…確かに一心の個性よく分からねぇけど強力そうだもんな!!言葉にしたら何でも現実に出来る…みたいな?」
「え?じゃあ女体にもなれんのか?!ボインの!!ボンキュッボンの!!なぁ!!そうなのか?!なぁなぁなぁなぁなぁ!?」
(凄い食い付いてきた峰田…)
そんな話をしていると次の競技に移ることにまた後で話そうと言ってそそくさと逃げ出す。
………………。
第三種目 立ち幅跳び
レーザー少年、一心、爆豪共にあっさりと高記録を出していく…
「……ふぅ」
(順番待ちで少し休む時間はあるけど体温が上がってくるな…あぢぃ、流石に強い効果を使い過ぎたか…)
体操服のチャックを下にずらし中のタンクトップをバタバタと動かす。
(ま、オールマイトの言葉を口にしなければまだまだ行けるな…それだけオールマイトの力は身体に負担をかけるって事…)
ピタッと動きを止める。
(………オールマイトの…力…?
いや、……まさか!緑谷の個性って…)
「……おい」
その声に振り向いてみると立っていたのは白赤の髪の少年
「熱いんだろ、ほら」
手には氷の塊が握られていた。
「あ、ありがとぉぉぉぉぉ!!すっげぇ助かるわ!まだまだこれで頑張れそう!」
「そうか」
そう言うとスタスタと戻ろうとしてしまうのでその背中に呼びかける。
「あっと…名前なんて言うんだ?」
「……轟焦凍」
「そっか!俺はk」
「言葉一心だろ?聞いてた」
そう言うとまたスタスタと歩いていってしまう。
(中々クールな子だな…氷だけに…)キリッ
ヒヤヒヤとする氷を首に当てたりとしながら体温を逃がした。
「……………。」
(緑谷には直接聞かない。仮に違うかったとしたら、オールマイトの秘密を知られてしまうからな。)
ーーーーーーーー
P.S
文字が余ったのでここいら原作と違う点をいくつか!まぁ沢山あるけど…初めの試しに爆豪が球を投げたシーンの記録が違うけど…もしかしたら気合いが入っちゃったのかもしれませんね!なんでやろ!?
あと主人公が入った事でクラスが21人なのよ…だから席も口田の後ろに主人公が入るためズレます。ので、佐藤が三列目先頭ヤオモモがちょっと飛び出す席になります。ヤオモモの席の後ろの空間は余裕あるよ