第53章 ☆ 次の進路 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「まだ続きがあるんじゃよ。その鉄で作ったネックレスを付けとったそうなんじゃがその夫婦に子供が出来、男は子供に渡したそうじゃ。そのネックレスをな。次の日男は死んどったそうじゃ」
シャチ)「え?」
ベポ)「ネックレスをはずした次の日に死んだの?」
「待って。もしそうだとしたら武器なんか作っていいの?その武器を手放したら死ぬんじゃ…やばくない?」
クロガネ)「じゃからまだ続きがあると言ったじゃろ。その鉄は何もせんかったら何も無い。妻の呪いに似た何かが男を守っとったんじゃよ」
「…なるほどね。愛ほど歪んだ呪いはないもんね。正しく使えば何も起こらないと?今、そのネックレスは?」
クロガネ)「今は島のどこかにあるそうなんじゃが…ワシが余所者ってのもあって教えてくれんかったわい」
ロー)「島のどこかにあるのか」
ペンギン)「島全体が呪われてるって事はないのか?何処にあるか分からないならどっか祀られてる的な」
「どうだろうねー。その可能性がありそうだけど」
イッカク)「そんな島でそんな祭りやって大丈夫なの?」
クロガネ)「まぁあくまでおとぎ話とされとるからの。かなり昔の本当の話らしいが」
ロー)「毎年開催してて問題ないなら大丈夫だろう」
「そうだね。そんな噂で振り回せられてたら忍なんてやってられない」
ベポ)「次の目的地って事でいいの?」
ロー)「あぁ。次はその島に向かう」