第21章 恋人とデート
【呪い】
それはいつだって私達の生活の中心で。
いつだって私達をイラ立たせ、いつだって私達を黒く染めようとしてきた。
高専に入学し、沢山の大切な人に出会った。
仲間、友人、そして恋人。
それと同時に…
私達は沢山のモノを失った。
何の罪の無い人々を。
大切な友を…
そんな業界のまさしく中心にいる悟は、どれほど大変で…どれほどの思いを抱えているのだろうか。
私は、悟の支えになれているだろうか。
この世に、呪いが消えることは無い。
それと同時に、私達が呪いから解放されることもない。
この狭い世界で、人知れず
周りから感謝されることも、周りから尊敬されることもなく
ただただ、私達は呪いを祓い続けないとならない。
それはまるでゴールのないマラソンを走っているような
そんなことを…
私達はただひたすらに、やらなくてはならない。
どんなに辛くとも
どんなにその心が蝕まれようとも
ただひたすらに………
私達は…………