第14章 再会
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ピピッ ピピッ ピピピピッ
スマホの目覚ましが鳴った。
昨日の頭痛が影響しているのか瞼がずっしりと重たい。
まだ寝ていたくて電子音を止めようとうつらうつらとスマホに手を伸ばす。
「おはよ」
「ん?……」
低い声が聞こえたような気がする。
心なしか布団がいつもよりぬくぬくしている。というより背中がじんわり暖かい。まるで後ろから包み込まれているみたいだ。
寝ぼけ眼を擦りながらゆっくりと寝返りを打った。
「……ッ!!」
振り返った瞬間、驚いて息が止まりそうになった。私、まだ寝ぼけてる?
「久しぶり」
「えっと……え? ええっ!」
ごしごしと指で目をこすってもう一度見直してみる。だけどそこにいたのは紛れもなく五条先生で……。