第13章 ハロウィンの花嫁
どうやら私の仮装衣装も用意してきたようだ。
そういえば、3年前のハロウィンには黒豹の仮装をさせられたっけ。一着では終わらなくて、こっちも似合うかもってメイド服に着替えさせられ、最後はミニスカポリスになった。
今回も私に着せてみたいものを持ってきたんだろう。紙袋を受け取る。
「じゃ早速、着替えてこようかな」
「そのお楽しみはもう少し後に取っておいて、先に食事しない?」
悟が私の買って来た食材をキッチンへと運ぶ。
仮装して過ごした方が絶対ハロウィン気分を楽しめると思うんだけどお腹すいてるのかな。
そんな事を思いながら促されるままにキッチンに立ち、エプロンを付けた時、"お楽しみ"ってワードにピーンと閃いた。
「分かった。やらしー下着持ってきたんだ。すっけすけなんだ」
「あ、そういうのが良かった?」
「あれ……ハズレ?」
「来年は期待したものちゃんと持ってくるよ」
「バカバカ! 着ないから」