第8章 嘘の裏側/緋色シリーズ
その携帯から被害者が事件直前にジョディさんと話していたことがわかりジョディさんもここに呼ばれたそうだが、ちょうどそこにコナンも居合わせていて一緒に来たらしい
「身元がわからなかったのによくつきとめたね」
さすが刑事さん!と絶賛してみると、それまでの経緯も話してくれる
「それが…所持品の中から答案用紙が大量に見つかってね…もしかしたら先生なんじゃないかって近所の小学校や塾に電話を掛けてようやく判明したんだ」
「へぇ~…」
なるほどな…
さすが、最近検挙率が上がっている捜査一課三係は情報収集が早い
じゃあ被害者の情報はだいぶ集まってきてるから、あとはそこからどう犯人に繋げていくかだな…
「ねぇ高木刑事、その答案用紙ってまだ真っ白だった?」
コナンがおもむろに聞いた質問に高木刑事も答えてくれる
「いや、全部採点済みだったよ…100点の花丸がついてたヤツもあったかな?」
「じゃあその先生…ここで襲われたんじゃないと思うよ?」
どういうことだろうとここにいる全員がコナンに注目を集めた
「だって、解答済みの答案用紙を家に持って帰っちゃダメだって小林先生が言ってたよ?個人情報の流出の恐れがあるからって!」
自己責任でこっそり持ち帰って採点する先生もいるみたいだけど、全部採点済みだったならありえないと思わない?と続けるコナンに、検挙率がいいのはこの江戸川コナン、もとい工藤新一であったことを思い出した
本当に、よく色んなことに気が付くよ…
そしてそれに続くFBIの2人
「ってことは襲われたのは学校内?」
「犯人は彼女が仕事帰りに襲われたように見せ掛ける為に学校の彼女の机の上の物を色々集めて帰り支度を整えたんだ」
日本の警察だって負けていない
「被害者は頭蓋骨陥没ということは、鈍器で殴られたかもしれんな」
「ですね!ここまで運んで階段から落とせばその傷が誤魔化せると思って」
で、公安のオレもいるんだぜアピールをしておく
「校内で最後に会った人物や、事件直前に会う約束をしていた人がいれば、その人達が最重要人物になりそうだね!」
「アンッ!」
そうそう、ハロもいたのを忘れてはいけないね
ハロのタイミングの良い返事に頭を撫でてやった
この事件…これだけの人が集まってるんだ、早く解決できるかもしれない…