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ゲンガー夢

第11章 里帰りの手土産(上)


「ゲゲッ……ゲンゲン……
(ずいぶん……能天気な小娘ね)」

「ゲンガ……、ゲゲ!……ゲンゲ?
(ちょっとバカなんだ……
いやそこが良い所!……なのか?)」

「げ、ゲンガー……?
本当に荷物なら大丈夫だから」

話が分かってないレナは
必死に俺を宥めようとしがみついてくる。
そもそもさっきあってまた荷物を
漁るようなヤツだぞ……!?
一回痛い目を見させないと舐められる!
ずっと邪魔されてもムカつくし、
ここはガツンと……!

「ゲンガー!!」「ゲン…………」

……仕方ない。
コイツが嫌がることはしたくないし、
ここは見逃すしかないだろう。
ジト……と睨み付けていたが奴は
白けた顔をするとホールを開け消えた。

「ゲンガ…………」

「ごめんね、でも
二匹とも怪我したら嫌だし」

「ゲンゲン!?ゲガガ!」

「ご、ごめん……」
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