【FF15】 同じ夢を、あなたと (イグニス・R18)
第10章 初挑戦
「美味しい? イギーのお口にも合ったみたいで良かった!
嬉しい!」
心に溢れた幸福感と興奮のまま返事を返す。
きっと、今の私の表情はこれまで誰も見たことのないものだろう。
恋心がこんなにも人の心をときめかせるものだなんて知らなかった。
我ながら浮かれている自覚はある。
でも、これは期限付きの幸せだから。
私がチェラム家の人間で、
ルシス王国の王女で、
将来の行き先が決まるまでの…
期間限定。
きっと私の立場上それ以上は望んじゃいけないし、そもそも悲しいけど望みもなさそうだから…。
だから今だけは…目一杯楽しむんだ。