• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

Lunatic Fortuna…進撃の巨人リヴァイ溺愛

第1章 変革の一翼




出逢った時から別れの言葉を考えていた。


あなたにも。


誰にだってそうだった。


それが私の癖だった。









生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。


天国はすごくいいところらしい。
だって行った人が誰一人帰って来ないから。
でもきっと私はそこへは行かない。
そしたらまた戻って来れるかもしれないでしょ?

死は存在しない。
生きる世界が変わるだけだ。

神はこの世の終わりを決めている。
でも私たちは、その声を聴いてそれを避けることができる。





肉を切り裂く音

そして感触

声

吐息

空気

温度

全てが今でも、ありありと思い出せる。
私を掴んで離さない記憶。


返り血を浴びた私はそのときどんな顔をしていたのだろう。



「ルーナ...」



徐々に色が失われていく母親の瞳を見つめたまま、自分が今どんな顔をしてその瞳に映っているのか?

そんなことを考えていた。


ただ

涙は一滴も出ないことだけは実感していた。





人生は、ほんの一瞬のことに過ぎない。
死もまた、ほんの一瞬だ。


このところずっと、
私は生き方を学んでいるつもりだった。

でもきっと違うと気付いた。

最初から、
死に方を学んでいたんだ。



それに気付いた時から、
死へと秒を刻んでいく鼓動のカウントダウンが始まる。
心臓が波打つ度に…私は…




「ん...」


カーテンの隙間から差す光に目を細める。


「またあの時の夢見ちゃった...ちょっとまだ早いけどもう眠れそうにない」


ルーナは早々に嫌な汗をシャワーで流し、兵服に身を包んだ。



そうだ...

今日は...


/ 1213ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp