第19章 新しい隊服
『そういえばさ〜…蜜璃って小芭内と付き合ってんの?』
桜雪が思い出したように言った。
『一応なァ…甘露寺にバレンタインチョコをあげた男子が次の日…風邪ひいて休んだこともある…』
実弥が楽しそうに話す甘露寺と伊黒を見て言った。
羨ましくなったのか、嫉妬しているのか桜雪を無言で宇髄から引き剥がして抱き寄せる実弥。
多分、両方だろう。
ちなみに集まっている所は産屋敷邸。
『御館様のお成りです。』
あの時のように童女が言った。
桜雪含めた柱達は2列に整列して畳に膝をついた。
『おはよう…今日も天気がいいね。今日は桜雪が入隊して初めての柱合会議だね。』
輝利哉がそう言って桜雪の方を見た。
『御館様…お目にかかれて光栄です。酒柱・天晶桜雪にございます。御館様もご創建で何よりです。益々のご多幸が訪れますよう…お祈り申し上げます。』
桜雪が挨拶をした。
『ありがとう…桜雪。』
輝利哉は微笑んだ。
『御館様…今年、入隊した記憶がある隊士は呼吸を取得しました。これから鍛錬を積み重ねることによって戦力となると思われます。』
と宇髄が言った。
『そうなんだね。それは良かった。最近は鬼たちも増えてきているからね…いち早く、鬼舞辻の居場所を突き止めないといけない…』
輝利哉は落ち着いた様子で言った。