• テキストサイズ

少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


「そんな顔しないで」

「だが……」



心に傷を負ったお前に気づいてやれなかった。

それが不甲斐なくて、悔しくて……



「……私が私のままでいられたのは、義勇のおかげ」

「俺は何も……」

「うん。でも、義勇の傍が一番落ち着くの」



那岐の指が冨岡の頭を撫でる。



「ふふっ、義勇可愛い」

「可愛いは止めろ」



ムスッとした顔が実は一番可愛いと思っているのだが、それは黙っておく那岐である。



「えー、なら綺麗」

「綺麗なのはお前だろう?」

「んー、だってこんなに…あ、ちょっと…義勇…」



予告もなく、那岐の耳朶を舐める冨岡に彼女が戸惑う。



「耳は…あっ…何か…違うょ…///」

「違くない…」



那岐は耳も性感帯か?

息が荒くなったし、瞳も潤んで…



冨岡は生唾を飲み込む。

焦るな、那岐を傷つけてはいけない。


/ 285ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp