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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第17章 愛月撤灯





気づかなかった上に、
まだよくわからないな…。
私は夢中になると、
あんまり自分の事に
気づけないらしいからな…旦那様曰く。
まぁとりあえず…
お昼ごはんもいっぱい作ろ。




私の事を気遣ってくれた天元が
お風呂をためてくれた。
先に入れと言ってくれ、
私はそれに甘えて
ゆっくり、あたたかいお湯に浸かった。

あー…気持ちいい…
眠ってしまいそう…。
やっぱり私、疲れてるんだなぁ…


「…ぃ!おい!」

バシャッと、
溺れる感覚がして、私は目を開く。

すると目の前にしゃがみこんだ天元と目が合った。

「お前フロで寝たらダメだろ、危ねぇなぁ…
おとなしいと思ったらこんなとこで」

浴槽の縁に、腕枕で寝ていた私の頭を撫でた。

…撫でてもらうと…寝てしまう…

「あ、こら起きろ」

ぺしぺしと頭を軽く叩かれハッとする。

「ごめん、おまたせ…」

寝てしまうところだった。

「いや、そうじゃねぇだろ。
ゆっくりしててもいいが寝んなよ」

溺れるだろうが、と続けた天元は
すっくと立ち上がり

「寝るなよ?すぐ上がれ」

彼が居ると恥ずかしがって上がらないことが
わかっているので、
先に浴室を後にしてくれる。

「3分経っても来なかったら
俺が上げるからな」

そう念おしして。











フロから上がり茶の間に行くと
放置していた洗濯物を
せっせとたたんでいる睦がいた。

「あーいい湯だった」

睦の背にぴたりとついて、
腹に腕を回す。

「天元あったかい」

たたみ終えた睦が少し振り向いて
俺にもたれかかってきた。

「今ならちょうどいい湯たんぽ代わりだな」

ふふ、と笑い、
体ごとこちらを向いて自分から寄り添う。
俺の胸にうずもれながら目を閉じて
動かなくなった…。

「どうした、疲れたか?」

「違うよ」

更にしがみつき、

「こうしていたいだけ」

真っ向から甘える体制だ。

「…そうか」

おとなしい睦をそっと撫でる。

「今朝…」

ぽつりと呟いた。

「ん?」

「今朝、とっても楽しかった…」

額をぐりぐりと擦り寄せ、
ほんとに猫みたいな仕草をする。




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