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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第55章 全中予選





時は来た。ベンチに選手たちを座らせ征十郎と真田コーチ、マネージャーのさつきの4人で彼らの前に立つ


『さーてスタメンを発表するよー!』

「オレ!オレは!?出すとかないっスか!?」」

『今日のスタメンは緑間、青峰、紫原、13番と14番の子』

「…また名前覚えてないのか」

『えへごめん』

「いい加減に覚えるのだよ」

「オレ最近出番少ないっス~」

「ボクもです。けどその分応援しましょう黄瀬君」

「そっスね!」


テツヤと涼太のやり取りに微笑みながら相手ベンチをちらりといる。今回の対戦、何も考えず選んだわけではない

高校生の時に和成は涼太との試合したような素振りはなさそうだし、征十郎とも洛山戦でマッチアップした時が初めてのようだった

テツヤを出すのは彼の持つ鷹の目を考えて相性が悪いし、もし彼が誠凛に行ったときに良い壁になる相手なのでまだ出さないでおきたい

それを上手く隠しつつ征十郎とコーチに相談したところOKが出たので今回の布陣になったのである


『じゃあ今日の戦略を、赤司主将から』

「…どうしたんだ急に赤司主将なんて」

『気分』

「そうか」


大事な全中の予選の準決勝にも関わらずゆるい雰囲気は100%自分のせいだと分かっている

征十郎の今日の試合の流れ、さつきのスカウティングの結果とこれからの成長予測の話を聞いてうんうんと頷く


「真田コーチ、何か補足などあればお願いします」

「ないな。後は勝つだけだ」

「#NAME1は?」

『なし!楽しく試合して勝っておいで!』

「強欲だな」

『え、試合楽しくないってこと?』

「そんなこと誰も言ってないのだよ」


紫原だけ何も言わないのが気になったがもう試合が始まる時間、彼らを送り出すと相手校の選手もコートに出てくる

その際和成が大きく手を振ってきたので帝光からも相手校からも注目を浴びてしまい、小さく手を振り返しておいた






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