第79章 家族の形$
$$$↓これより不死川裏夢。ゆるめの愛あり苦手な方はページジャンプを推奨。激しさ皆無。
目を伏せて、口付けを交わす。
もう何度もしている筈なのに、何故だか今日が一番甘く感じられる。
とす。
布団の上に優しく組み敷かれる。
見下ろす不死川の瞳にいつものギラついた視線は見受けられず、代わりに涙にも似た熱を絡めたような視線が幸を捉えて離さない。
「実弥さん……」
この人が、好き。
愛しくて、狂おしくて……
抱かれる度に満たされない痛みを抱えて。
私、いつからこんなに、欲張りになったのだろう。
「この夜着似合っている。脱がせるのが勿体ない」
「……実弥さんも、似合ってます」