第68章 忍界大戦2
レンの言った通り、それから四半刻程で雲隠れの里に辿り着くことが出来た。
「水が豊かな土地なんだな…。」
至る所から清純な水の匂いを感じて、薬研が呟いた。
「そうですね。あちこちで清浄な気がきらきら光ってます。」
レンも若干驚きながら辺りを見回す。
前に来た時と、まるで印象が違って見える。
「さて、砦はどこだ?」
鶴丸は額に手をかざして目を眇める。
「たぶんあれです。」
レンが指差す方には、大きな門と大きな建物が見えた。
「そ。あそこが雲隠れ。
いや〜、お疲れさん。君達結構がんばるねぇ。」
後ろからカカシに声をかけられた。
「この距離を走りきれるなんて大したものだよ。」
「レンに鍛えられたからな。」
「俺達が主より弱くちゃ話にならないしな。」
鶴丸と薬研は互いに顔を見合わせ、にっと笑い合う。
「さすが。同行を望まれただけあるねぇ。」
「「まぁな。」」
鶴丸と薬研は嬉しそうに笑った。