第102章 *革命ビギニング(レオナの夢)*
『レオさん、あの、あのね..そのことなんだけど、ちゃんとごめんなさいしたくて..』
レオナ『俺を覚醒させるためとはいえ、王族である俺に対してお前がしたことは、紛れもない不敬罪だ。処される覚悟はできてんだろうなぁ?』
『ぅぅ...』
玉座で向けられた、あの全身が凍りつき逃げ出したくなるような捕食者の視線に、レイラはおろかその場の全員の背筋に悪寒が走る
本気で処罰する気だ..そう思った瞬間に、ユウたちはすぐさまレイラを守るように二人の間に立ち塞がった
レオナ『邪魔だ、退け』
ラギー『いやいや、そんなこわーい顔したあんたに、この子を渡すわけないでしょ』
ジャック『二人の間に何があったかは知らねぇけど、こいつに手をあげるあんたは見たくねぇ』
ユウ『というか、普通に考えてレイラが傷つけられるって分かってて退く訳ないじゃん』
シルバー『レオナ先輩、どうか怒りを収めてくれないか。俺も事情はよく分からないが、普段から相手のことを何よりも考えている優しいレイラが暴力を振るったのにはきっと理由があるのだろう。ここは、穏便に済ませてほしい』
セベク『それ以上近づくのならば、こちらもそれなりの対応をさせてもらう!』
『ま、待って!!』
一触即発の空気に耐えきれず声を上げると、心配そうに振り返るユウたちを安心させるように無理やり笑みを作る
『みんなありがと。でも喧嘩しないで....私が、私が悪いの。だから、ちゃんとごめんなさいして、レオさんが許してくれるまであの人の言う事聞くから』
だからお願い、と懇願すると、暫しの沈黙の後ユウたちは静かに道を開けるように横に退き、レイラはその間を抜けて一歩一歩足を踏み出していく