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リンゴ

第7章 誠凛の実力テスト






*




なんとか授業を受け

昼休みに火神に電話をかけ、授業の事を聞き

午後練は眠気も収まりしっかり出来た


予定通り若松と今吉と居残り練習をしたか
今日は早めに切り上げ


一旦家に帰ってから相田家に向かうため電車に乗った





ブーブーブー -------


駅に到着したあたりで着信があった
表示は

"日向順平"



あれ、なんでと思ったが

確か昨日全員と連絡先交換したんだったわ と

思い出したところで電話にでる。



「はい、さやです」


「よおー、昨日ぶり
今日も来てくれるらしいな」


「そうですね。まだ難関の国語が残ってますから」



電話先では火神と格闘する黒子の声が聞こえてくる

人の気持ちを察知出来る黒子では
火神に教えるのは難しいのかもしれない

電話先の状況を思い、苦笑いを浮かべるさや



「ところで道、わかるか?
昨日はタクシーで来たらしいから
わかんねーんじゃねーかと思ったんだが…」


「…あ、そう言えばそうですね
どうしましょう」



完全に頭から抜けていた。

朝はかなり適当に歩いていたら駅に出たが
寝ぼけ眼で歩いた道など覚えていない



「じゃあ迎えいくわ
すぐ着くからちょっと待っててくれ」



日向は電話を切ると
誰かに文句を言われない内にそそくさと相田家を出た。



*





日向side



「ちょい寒いな…上着あってよかったわ」


外に出ると今日は夜は少し肌寒く
ブレザーの上を着てきた自分に内心賛美を送りながら

駅に向かっていた。


黒子にさやは料理も出来ると聞いた為

皆の金を集めた財布を持って
帰り際に材料でも買って帰ろうと

財布をズボンのポケットに突っ込んでいた。



(別にさやの料理が食べられるから
機嫌がいいとかはねーし

本当、いい子だけどっ
黄瀬の彼女だしっ昨日がほぼ初対面だしっ)




そんな事を考えながらも
俺の足はなんとなく浮き足立ってしまう





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