蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )
第647章 ぼくたちみらいのしゅーぱーしゅたー2-10
-トゥルル-
仕事柄、いつ連絡が来ても出れるように、 携帯の電源を切らずにいたんだけど
(こんな大事な時に……)
なんて……考えそうになった自分の愚かさにハッとして、園の子供達に何か起きたのかしら?
○○「翔ちゃん、ごめんなさいね。少し席を外していいかしら?」
翔「先生! 早く電話に出なきゃ! ぼくの事よりも、園の子供たちの事を 一番に考えてやってよ!」
懐かしいわねぇ。翔ちゃんは翔ちゃんだわ……保育園にいた頃も、たった2歳で周りの空気を読めるような子だったもの……
何て……思わず感慨に浸りながら、電話をする為に廊下に出ると。□□先生が廊下に立っていらっしゃって
○○「 何かあったんですか? 子供達に?」
□□「 子供達はいい子に昼寝しているわ。翔ちゃんの所属する事務所の社長さんがいらしたの」
翔ちゃんの事務所の社長さん?
事務所では、 タレントの居場所も把握しているモノなのかしら?
凄いわね…… 何て変な事を思いつつ
-ガチャ-
社長さんを応接室へ案内すると
社長「翔…… 良かった無事で…… 寮に一人にしてしまって心配していたんだよ。ごめんね良かったよ。 翔がきちんと出掛け先をメモに残しておいてくれて。こちらの保育園にいるって分かって……」
凄いのは翔ちゃんだったわ……
色々思う事はあるはずで。動揺とかしているはずなのに……きちんとすべき事をキチンと するとか……
さすがね翔ちゃん……