第23章 END1
大切。好き。そう。
その言葉が聞きたかった。
「じゃあ、一つだけお願い聞いてくれる?」
六「…いいよ」
「ありがとう。じゃあ…
私のために死んで」
六「…えっ…」
「できるよね?だって好きなんでしょ?私のこと。私もね、皆が大好きなの。でも、お願いで私のためにアイツを殺って?とか言うとさ、小学校の時みたいに病院送りにするじゃん?だから、死んでほしいなーって。皆と一緒にいたいんだもん。六つ子が死んでくれたら、私の部屋に持って行って~飾るの♪そして私は部屋から出ない!そしたらずっと一緒にいられるし、アイツらにいじめられなくて済むし。ね?いい考えでしょ?」
すると、六つ子は反抗した。
頭がおかしい。どうかしてる。その考えは違う。とかとかとか。
六つ子から暴言を吐かれたのは初めてだった。
「そっか、そっか、しょうがないよね。こんなことは言いたくなかったんだけど…
私は泣いていた。いや、泣いてみた。
私の涙を見たとたん、六つ子は勝手に安心しだした。
私の話はまだ終わっていないのに。
自ら死んで欲しかったのに…。ダメだったか。そっか、私が殺さないといけないのか…。学校で殺したら運ぶの大変なのに。私のこと何も考えてくれないんだ。どーせ。好きとか、大切だとか、これっぽっちも無いんでしょ?信用した自分がバカだった。」
まあ、予想通り六つ子は硬直している。
泣きながらこんなこと言われて…。
どうするんだろ。笑