第14章 明かされる過去
杏菜は全部話してくれた。
言いたくなかったかもしれない。
杏菜「次はるかの番、辛い過去じゃなくてもいいから、話してみて」
私はそう言われて、過去の事を話した。
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まず、話すのは幼稚園の時。
その時は六つ子の事は、まだ知らなくて私自身、引っ込み思案で端のほうで一人でいたの。
数日後に幼稚園で、ペアになって【歌を歌う】ってなった時に私はずっと一人だったからペアが決まらなかったの。
そしたら、六つ子の誰かかは忘れたけど「一緒にペアを組もう」って言いに来てくれたの。
それが嬉しくてそれから一緒にいるようになって、気がつけばもう、中学生で。
ずっと六つ子といたから女の子の友達はあまりいなかった。
だから、今こうして友達が出来て嬉しい。
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「あっ!ゴメン。話それちゃったね。過去バナなのに」
杏菜「いいんだよ!別に!…嬉しい。ていうか、その六つ子にはいじめられてる事、言ってあるの?」
私は最初は「言ってある」と言おうと思った。
けど、嘘はもうやめようと思って本当の事を伝えた。
「言ってないよ」
杏菜「なんで!?言ったらすぐ助けてもらえるじゃんか!」
「心配かけたくないし、それと、昔みたいな事起こしてほしくないから。」
杏菜「昔の事って?」
そこでタイミング良く、鐘が鳴った。
私達はしょうがなく教室に戻った。