第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
【大野】
翔くん…
知れば知るほど……
君のこと。
初めて見る表情だったり、
知らなかった仕草だったり、
いろんな翔くんに触れる度に、どんどん『好き』が増えていく…
この年になって、こんな甘酸っぱい気持ちになるなんて、正直思ってなかった。
俺の施す刺激を、一生懸命受け入れようとする彼が、愛しくて堪らない……
『食べちゃいたい!』
顎を上げて、俺の激し目キッスに応えようとする翔くん…
綺麗な肩に唇を移し、
そのまま歯を立てた。
「んぁぁっ///」
痛みからか仰け反った身体を、
きつく、強く、抱き締めた。
翔くんのことが好きで、
大好きすぎて、
溢れ出す思いを持て余し、自分でもコントロール出来ない…
「しょうくん///大好きだ!」
……もうさ
何て言うか…こんなこと叫んだの、
正直、生まれて初めてだ。
こんな情熱的に誰かを欲しいと思ったことは、この年まで、なかった。
これって、もしかして俺の……
俺の初恋といっても、いいんじゃないか?
隙間を埋めるように、汗ばむ肌を密着させると、さっき出したことで落ち着いていた『しょおくん』がまた質量を増していた。
……翔くん…
男は初めてって……
そう言ってたけど。
……素質、ありだよ。
緊張してるだろうに、
ちゃんとしっかり反応してる…
嬉しくって、
カチンコチンの『おれ』を、復活した『しょおくん』にグイグイと押し付けた。
「…あぁ、大野さん…凄く…硬い、です…」
「翔くん…俺、余裕、ないかも…」