幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第6章 童貞ニートと現役女子高校生のクリスマス
カラ松side
カ「#NAME1#」
『ん?』
きょとんとする愛しい彼女の髪を撫で、少し毛先をすくい、毛先にキスをする
#NAME1#side
『ちょ…!』
じっと上目遣いに私を見つめるカラ松
毛先にキスをされると、どうしても唇にされた時を想像してしまう
もちろん私は処女だしファーストキスもまだなわけで。
そんな純情少女がこの誘いに戸惑わないわけがない
あわあわとしているとぎゅっ、と抱きしめられる
カ「…#NAME1#。すまない」
私の弱い耳にその低い声がかかる
ぞくぞくとしてしまう私に彼は続ける
カ「キスが、したい」
いや、嫌じゃない。嫌じゃないし言われるんじゃないかと思ってたししたいとは思ってた、思ってたけど…
『ああああえと…』
カ「ふふっ、ほっぺが熱いな。赤くなってるのか?」
ほっぺってなんだよ…可愛いな…
『そりゃ、そうだよ。ファーストキスまだだもん…どきどきしすぎて死にそうだよ』
カ「?!、そ、そうだったのか?」
『なによ、どういうイメージだったわけ』
カ「いっいや!てっきりもう終わってるのかと…」
もにょもにょと喋るカラ松に追い打ちをかける
『カラ松は終わってるんだ』
カ「ヴェッ!?」
カラ松兄さんはビクリと肩を揺らすと、え〜っと、とあからさまに焦る
カ「……す、すまない…brotherにもひた隠しにしていたんだが…高校の時に」
『…いいよ』
カ「え」
『キス、して…』
意を決して目を閉じて、彼からキスをされるのを待つ
少し迷ったのか、少しだけ間が空いて、少しずつ近づく気配を感じる
私の頬にそっと手が添えられて…
(あ…キス、しちゃう、)
彼の吐息が近付き、唇が触れると思った瞬間
♪〜♪〜
ピタリと止まる二人
鳴っているのは私の携帯で、画面を確認すると渚からだった
なにかあったのだろうか
『ごめん、ちょっと出てくるね』
カ「…ああ」