幼馴染ちゃんがNYから帰ってきたらマフィアになってた(仮)
第5章 ニートの夜は長い
#NAME1#side
『あの…カラ松兄さん』
カ「なんだ?」
『この事は一先ず皆には内緒にして欲しい』
カ「ああ、もちろんそのつもりだ。Brother達には悪いが、まずは頃合もあるし皆が皆受け入れてくれるかどうかは分からないからな」
『それもそうなんだけど…私達が、その、付き合ってる事も』
パキッ、とカラ松兄さんの手にあるサングラスが音を立て崩れ落ちる
崩れ落ちるって何?
『に、兄さん?サングラスが…』
カ「何故だ…何故なんだMy honey!そんなに恥ずかしいことなのか?!」
ひいい!なにこのゴリラ発狂しやがった!!
『ちが!恥ずかしいのもそうだけど!…私達のためだよ』
カ「…というと?」
ぐすりと鼻をすすりながら涙目をこちらにジトッと向けるカラ松兄さん
『おそらく皆私の事好きだよ』
カ「自分で言うのか」
だってそうだし
カ「まあ、そうだな。そうなってくると今後に関わるな」
『そゆこと』
カ「さあ、長話しすぎた。家に帰ろう。皆も心配する」
私がカラ松兄さんの隣に来ると、どちらともなく歩き出す
カラ松兄さんは私の手を握りしめてきた
『?!ちょ、さっき言ったばっか…!』
カ「家に着くまでの間さ。それよりも#NAME1#の手が冷えてると思って温めてあげようと思ってな」
『…私、手は温かいよ。それよりカラ松兄さんの方が冷たい』
カ「そうだな」
鼻を赤くして白い息を吐きながら、ははっと笑う彼が可愛く見えた
『じゃあ、私が暖めてあげる』
カ「#NAME1#ならそうしてくれると思ったさ。ありがとう」
『ふん…別にカラ松兄さんがお礼することじゃ…』
カ「俺のことは二人の時はカラ松でいい
…いいな?」
ドキリと心臓が跳ねる。真剣な目で真っ直ぐと、私の心までを射抜く様に見つめて来る彼が格好良くて、直視出来ずに返事をする
『…はい』
カ「〜〜っ!!ああ!俺の彼女が可愛すぎる!」
ぎゅっと抱きしめてきたと思ったら私のことを持ち上げてきた
『ちょっばかゴリラ!下ろしなさい!!』
こんなに可愛い彼女がいるなんて俺はギルトガイだ、だなんて嬉しそうに笑うから
『ばっかじゃないのっ』
とびっきりの笑顔で言ってやった
(なにこのカップル)
(そろそろ章の終盤)