第24章 いざ!出陣!【24】
『ハイスペック集団が更にハイスペック機能を発動してきた…いつの間にこんなの覚えたのさ…』
薬研「これは初期能力だ」
『はぁ!?初期能力!?ウソでしょ!?初期能力なんてずるい!…生れた瞬間からこんなハイスペックでこの容姿…』
薬研君から離れ鶴丸のようにガックシと肩を落とした
薬研「大将そんなに落ち込まないでくれ、ちゃんと使えるようになるまで教えてやるから」
『うぅ…もう今日はやらない!明日からにする!』
そうしてパソコンを鶴丸の前に押しやった
堀川君が主さんが拗ねちゃった。って言ったけど私は自分がポンコツ過ぎて情けないよ…と大きくため息をついた
小豆「主、これでも食べて機嫌直してくれないかな?」
小豆さんはクッキーが乗った皿をスッと私の前に置いた
途端に私の顔はぱぁっと明るくなる
皆は、はははと苦笑いするが美味しそうにクッキーを食べる私の姿を見て優しい顔に変わった
それから皆は私の機嫌が良い内にと私がどこまでパソコンを使えるのか探りを入れ始めた
結果出来るのは短い文章を打ち込むだけだと彼らは知ったのだった
一方私はそんなふうに探られているとも気付かず薬研君が話してくれた昨日の演練の内容を思い出す、そうしてふと気付く………!
『薬研君、昨日の演練の事なんだけど』
薬研「あぁ、何だ?報告書なら問題無いってこんのすけは言ってたが?」
『うん、それじゃなくてね?5対2 で勝利って言ってたでしょ?』
薬研「あぁ、それか。大将、試合見てなかったからな」
『ごめんなさいぃ~』
燭台切「まあまあ、主も僕達の試合中に謙信君達の救出任務をこなしていたからね?おかげで彼らが無事だったんだから良いんじゃないかな?次はちゃんと見ててね?」
『ぅあい…本当はもうあんな所行きたくないけど…』
薬研「はははっしばらく演練は無しだな?で?5対2がどうしたんだ?」
『そうだよ!それ!5ってなに!?5って!誰か試合放棄した!?あ…いや、それは無いか…そんな事しそうな人メンバーに居なかったし…もしかして誰かケガしたの!?ねえ!薬研君!?』
薬研「あぁ、いち兄がな」
『一期さん!?まさか集中攻撃受けた?』
薬研「いや、一撃だった」
『一撃!?日本号さん!もう絶対許さない!』