第24章 いざ!出陣!【24】
あれから私はお風呂を済ませ、朝食のため広間へ向かっていたが、ふと気付く
『あ。広間に行く前に歌仙さんに昨日のお粥のお礼言わなきゃ!』
そのまま台所へ行き中を覗くと朝食を作っている彼らに声をかけながら入って行く
『皆、おはよ!お邪魔しまーす』
彼らは私の声に一斉に振り返ると「あっ!主、主さん。おはよう!おはようございます!」と、これまた素敵な笑顔で返事が返ってきた
燭台切「主、もう具合は大丈夫なのかな?」
『うん!もう大丈夫だよ!すこぶる元気!』
堀川「そっか、良かった」
小豆「心配したけど様子見に行ける雰囲気じゃ無かったしね」
篭手切「そうですね、主は説教だ!と叫んで燭台切さん達と部屋に行ってしまいましたから行くに行けずでした」
『ひぃ!ごめんなさい!あれは、その何と言うか…説教じゃなくて…えっと…』
歌仙「どうしたんだい?ずいぶん歯切れが悪いね?」
『だってぇ~…あれは、ただの八当りだったんだもん…』
歌・堀・小・篭「八当り!?」
『はいっ!ごめんなさい!!』
燭台切「ぷっ!あはははは♪」
私は勢い良く光忠へ向かって頭を下げ、それを見ていた光忠は笑い出し四人は私と光忠を交互に見ると
歌仙「燭台切?八当りされた割には楽しそうだけど、どうゆう事なんだい?」
堀川「そうだね、僕達にも話してくれるよね?八当りメンバーには兄弟もいたし」
私はそっと顔を上げると光忠に詰め寄る歌仙さんと堀川君
この隙に逃げようと音をたてないように後ずさるが
堀川「主さん、逃げないでね?」
堀川君が振り返りこれまたとびきりな笑顔とその言葉で私の動きを封じた
『うっ!…はい』
おとなしく事の行く末を見ていなければならなくなった私に光忠はニコリと微笑んだ後、詰め寄って来た二人に八当りの内容が何だったのかを話し始めた
燭台切「主ってホント可愛いよね、恥ずかしがって八当りなんて言って誤魔化して、ただ僕の事を愛してやまないって言う愛の告白だったんだよ」
『ぇえ!?ちょっと光忠!?』