第24章 いざ!出陣!【24】
加州「山姥切、主を休ませる気あるの?主に喧嘩売っちゃって」
山姥切「俺達には小さなキズでも直ぐに治せと騒いで手入れするくせに自分の事は舐めとけば治る?今はこんなに熱が出てるのに平気なふりして…」
加州「そ~ね、山姥切の気持ちもわかるけど、ねぇ主?主が俺達の心配するのは良くて俺達が主の心配するのはダメなの?」
『ぅぁ、清光今それはダメだ…』
加州「え?ダメなの?」
『ダメだよそんな質問…ズルい…嬉しくて泣きそうになるじゃん…でもさっき長谷部さんに無理やり力で捩じ伏せてやるって言われた』
長谷部「主!?あれは捩じ伏せるではなくて、無理やりにでも主を休ませないといけないと思ったからです!」
『…一期さんは俺から逃げられると思うなよ?って言ってた』
一期「あ主?それは主から目を離したら皆の所へ戻るでしょう?それよりもゆっくり休んでいただく為にも主が脱走しないように私が見張ってますよと言いたかったのですが…」
『……光忠は鬼だ!グツグツ煮込んでドロドロにしてやる!って言った!』
燭台切「ぇえ!?僕はお粥の話をしてたんだけどな…」
『清光ぅ~助けてぇ~』
私は布団を巻き込みゴロゴロと清光の元へ転がって行った
一期「主…私達の話を全然聞いてませんね…」
長谷部「そうだな…」
燭台切「うん…」
加州「主?ちゃんと布団で寝なきゃダメでしょ?それと三日月にお礼言いなよ?」
清光はそう言いながら、いつかのように巨大イモムシのようになった私を抱上げて布団へ戻してくれた
『ん?三日月さんに?…あ。部屋まで運んでくれてありがとう』
三日月「なにこれくらい」
加州「主、それだけじゃないよ?さっき薬研が皆心配してたって言ってたよね?主が熱出した事を亀甲が少し騒いだから皆に知れ渡ったでしょ?あのまま部屋に戻ってたら皆ここに押し掛けてたよ?」
『ん?』
加州「まだわからない?まぁ、主が俺達六人を説教だ!って言ってくれたのもあるけど、皆を納得させて、それでできるだけ少人数で主を部屋に連れて行くための采配…悔しいけどさすが三日月って思ったよ」
『そっか…気付かなかった。三日月さん、ありがとう』