第5章 試験
(凄い(´⊙ω⊙`))
最初こそみんな怖がっていたけれど、
ポツポツ狼を選びはじめた。
(なんか…大丈夫そう……)
そんな姿をみて私も背中に乗せてくれる狼を選びはじめた。
(うーん、どの狼にしようかな…)
なるべくフィーリングが合いそうな狼を見つけようと、
必死にキョロキョロしていると、
一番端…に一匹だけ赤目でヨボヨボの狼が、
立つのがやっとという感じで立っていた。
(お爺ちゃん狼?)
気になって更に身体の細部までみてみると、
オムツをはかされているのに気が付いた。
(…オムツ!?
…絶対に背中には乗っちゃいけない狼さんだよ!!( ;´Д`)ノ
ちょっと!そこの人!(男の子)おかしいよ!これおかしいって!!
なんでお爺ちゃん狼をチョイスそたの!?可哀想に……)
1人でテンパっていると
自分を含めた残りの女の子の数と、狼の数が一緒だと言う事に気が付いてしまった。