第1章 クリスマスの約束
クリスマス・イヴの夜、ユイはノエルの家で2人きりのパーティーの約束をしていた。
(ノエルさんの仕事が終わってからだから遅くなるけど、今年のクリスマスは、特別・・・)
クリスマスはノエルの誕生日でもある。
「俺、クリスマスと誕生日ってプレゼント一緒にされちゃってなんかいつも損した気分だったんだよねー」
ノエルは笑っていたけれど少し寂しそうに言っていたのを思い出す。
(今年のクリスマスは寂しさなんて感じないでほしいな)
ユイは一つの目標を決めていた。
ノエルの家で何度か料理を作っているけれど、まだ「おなかいっぱい」とは聞いたことがない。
(今回はノエルさんに「おなかいっぱい」って言ってもらえるように頑張ろう)
ユイはノエルの好きそうなものをたくさん準備した。