第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
”話がある”
ドラマだと決して良い流れに
ならないこの言葉
心当たりは
あり過ぎるほどある。
布施が
体調不良なのに
部活三昧で送りもせず
イキナリ押しかけて
飯の途中で
ガッツリ盛ろうとして
我慢すると言いつつ
まだまだ下心はバリバリで。
そこに飛び出た
”話がある”
…うん。
フラグ立ち過ぎてて
ヤバいだろ
「…待ってくれ!
今日じゃないと駄目か?!
明日!いや、明後日!
お前の体調が落ち着いてからでも
良いんじゃないか!?」
『いや、でも…』
「頼む!!」
と、とにかく
何か一つでも挽回してからに!!
『…』
「チャント聞く。
だから、今は…な?」
『…じゃあ、またに…する』
ッシャ!!
流れが変わるぞ!
「お、おぅ。
そうしよう!
つーか、飯全然食えてねぇな!
チャント食って寝ないとな!」
ホッとして
再び箸を持って
また”あーん”なんつって
食事を進める