第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)
「俺の勝手でした事だから…」
そう言って顔を背けたまま
ベットの端に座り
「…まだ体調わるいのか?
治ったと思ってたけど…」
ボソッと呟いた
『え?そんな事ないよ
最近は風邪も引いてなかったし
久しぶりに体調崩したから
余計にシンドかっただけ』
「そうか。
なら良かった…
なぁ、布施…」
私の答えに
ホッとしたように笑った後
「影山とは上手くいってんのか?」
国見がまた呟く
『ま、まぁ…その…
上手く行ってると言うか
行き過ぎてると言うか…』
国見の返した言葉に
ハッと思い出す
そうだ。
断ろうと思ってたんだった。
助けて貰っといて
言うのも心苦しいけど
今言わなきゃいつ言うの!
せ、せーの…!
「『あの…!!』」
揃ってどうする!!
『な、なに!?』
「お前こそ…」
『いや、国見から…』
どーぞどーぞ的な事
してる場合じゃないじゃない