第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
「お前こそ邪魔すんなや
俺とサクラの
せっかくの二人切りが
お前のアホ声で台無しやんけ」
「お前と俺の声
超絶に似とるけどな
遺伝子って怖いの〜」
「俺のが美声やろ!」
『似たり寄ったりやろ』
二人の小競り合いを止めながら笑うも
落ちていく心
『サクラ、行こう?
侑も治くんも
本格的にヤバイやろ?
帰って来る北さんと鉢合わせしてまうで』
「「それはアカン!」」
揃った声に四人の笑い声が続くけど
自分の声だけが上擦って聞こえる様で
また更に落ちていく