第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
”素直やん”って笑う侑の横に並び
治くんとサクラを
追いかける
「お前ら早いねん!」
「お前らが遅いねん
姫凪、大丈夫か?
シンドイなら保健室…」
保健室!?
ボンッと頭が沸騰した感覚に
『へ、平気!ホンマ!
治くんもサクラも侑も
早く行こう!な!』
思わず飛び上がる様に
群れの前に足を踏み出す
「遅れて来といて…
ホンマ姫凪は…」
呆れて笑うサクラ
侑が”せやせや!”と
乗っかり
「姫凪イジメんなや。
行こう?
お前ら後から来いや
邪魔すなや〜」
治くんが私を庇う