第67章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋③(宮侑、宮治)
数分後
熱い吐息が寝息に変わり
胸にかかる重みが増した
寝た?か?
少し身体を離して
俺も落ち着きたいけど
あんまりゴソゴソでけへんから
そのままジッと
姫凪を抱き締め続ける
厄介やなぁ…
…これ以上深入りしたら
かなり面倒な事になるのは
分かってんのに…
姫凪の温もりに微睡んでしまう
守ってやりたい
この気持ち
アカンやろ。
サクラが望みないから
姫凪って思われるやろし
俺の気持ちもそんな単純やない
今、昂ってんのも
サクラと重なる部分が
多く出てるからかも知らん