第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
なんて、引っかかるも
「そう。出ようか」
鳴らない携帯
分からない姫凪の安否に
おざなりの優しさで
浮き沈みさせてしまう
…自己嫌悪。
何やってんだろ、オレ。
突き離すならトコトンしないと。
叩くなら折れるまで、だったじゃんか。
「あの…この後…」
「何がしたい?お茶?
歩く?今日一日は聞いてあげるよ
キミの言葉
さぁ、言いなよ?」
急拵えの絶対零度に
迫力なんか無いだろうけど
女の子には充分だろう
「あの…いえ…もう…」
眉を下げて涙声で首を振る