第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
「うわ!怒んな!
別に想像してないから!
止めて!暴力反対!」
ぶつかるクッションに
大袈裟に身体を攀じって笑う
部屋を出て行く間際
「ニヤけてたのは…
姫凪が俺の事を聞いてくれたのが
嬉しかったから
姫凪…好き…
もっと俺を知って欲しい…」
優しく笑って呟き
ドアを閉めた
ズルいよ…
何で今言うの……?
私を揺らす言葉を
知り尽くしてるの?
痛みを与えて
甘さで癒やして
目の前のココアみたいに
いつの間にか
身体に入って来る甘さを
嶋田さんに感じてしまってる
本当にズルい…
アナタの甘さに
私の警戒心は
スッカリ融かされちゃったよ