第7章 終・嘘つきとさよなら
\三番隊隊長/
「居たか!!?」
「いや、こっちには居なかったぞ!!」
「次は向こうだ!!!!」
バタバタと慌ただしく、騎士は廊下を走って行く
雷電「この道ならさすがの騎士でも気付かないだろうな…」
と、廊下の天井裏に身を潜めていた雷電
速豹[さすが主。 その小柄な体を生かした作戦でありますね]
雷電「あぁ…。 って、遠回しに小さいって言っただろ!!?(怒)」
速豹[気のせいでしょう]
雷電「ったく…、移動しつつ情報集めとするか…」
速豹[まるでネズミ男のようですね…]
雷電「実体化しろ、一発殴ってやる」
速豹[そう言われて実体化するような馬鹿ではありませんよ]
雷電(後で絶対に殴る…)
ぶつぶつ思いながら雷電は狭い天井裏をホフク前進で移動する
ーー。
「はぁ? あの隊長また動いてねぇの?」
雷電(ん…?)
声が聞こえて雷電は止まった
「十数年くらい前に副隊長殺されちゃったからなー」
「でもあの隊長。 部下の命なんて大切にしてなかったからな…」
「それってあれだろ? "悪魔事件"」
雷電(悪魔…事件…?)
雷電は静かに聞き耳を立てた