第7章 終・嘘つきとさよなら
優「幻狼!!!!」
幻狼「うるせぇっ!!」
名を呼ぶ優を無視して幻狼は穂乃に歩み寄り、ひっと小さく声を漏らす穂乃の胸ぐらを掴む
幻狼「テメーは自分が女なのが不服のよーだな…?」
穂乃「だっ…だったら何よ…!!?」
幻狼「じゃー聞いてやる…
テメーは男と同じ"立場"に立って、ずっと立ってられんのかよ」
穂乃「は…?」
幻狼「女にも女の覚悟があるだろーが。 男の覚悟っつーのはテメーみたいな女が考えてるより浅くはねーんだ」
そう言って幻狼は穂乃の胸ぐらから手を離した
幻狼「俺の蹴りは痛かっただろ? だが男はそれ以上の痛みを感じんだよ」
優「幻狼…」
幻狼「テメーは男と並ばなきゃ戦えねーのか? 違うだろーが、テメーは"女にしては戦える"」
幻狼は穂乃を指差す
穂乃「女にしては…」
幻狼「ルナには負けるけどな」
優(ルナは別次元でしょ…;)
はぁっと優は一息ついて小さく微笑んだ
優「幻狼がそんな事を言うとは思わなかったよ…(幻狼…、お前は心の何処かで変わり始めてるのか…?)」