第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
【どうして謝るの? 普通は怒るとこでしょ!】
【え? そっそうなの…?】
キョトンとする女の子。 ただの馬鹿か
【泣いてばっかじゃなくて、やり返せばいいじゃないの】
【私…、そんなに強くないので…】
【じゃあ戦った事あるのね?】
【ううん、ないです…】
はぁ!!?って叫びたくなった
【はぁ!!? じゃあ何で自分が弱いって分かるの!!?】
叫んだ←
【なっなんとなく…、です…】
【意味分かんない…、戦う前に負けを認めるなんて】
馬鹿ねって言うたびに、女の子はただ寂しそうに
笑っていた
その日から、俺は気まぐれでその子に会いに行っていた
その子がイジメられてると何だか不愉快だったから、おっぱらってやるとその子は泣きながらも笑った
【ありがとう…】
小さな声で、礼を言って
【私、雫っていうの】
【雫? なかなかいい名前してるね、私は炎火】