第17章 名を呼べば
「ちゃん…大丈夫?」
「うん、ありがとう。‥だからね、私、そんな皆が言いたい事や頼みたい事がある時に、我慢しないで言えるように、色々やってみるよ!楽しくお悩み解決、みたいなの考えてるんだ!」
そう言いながら顔を上げると、頬にあった僕の手を強く握りながら頷く。ちゃん、ちゃんと僕や皆の事を考えてくれてたんだな、嬉しいね。
「そっか、なら楽しみにしてるよ。」
「…だからね、みっちゃんも泣いちゃう前に言って?」
僕の膝から立ち上がったちゃんが、腰を屈めて、僕の内番服の襟を直しながら言う。