第17章 パパと呼ばないで!?(4)
~雅紀side~
夜間警備を終えた俺と智兄は急ぎ家路についた(だって智兄がとっととかえるぞ!って急かすんだもん)
智・雅「ただいまー」
潤「あ、おかえり。お疲れ様」
玄関を開けると潤が出迎えてくれた。あ、なんか良い匂いがする
潤「お腹すいたでしょ?朝食出来てるから、食べて休んだら?」
うわー…何かすげー嬉しいー…
智「潤…お前良い嫁さんになるぞ」
潤「…俺、男だよ…」
いや、潤なら男でも嫁に欲しいと思ってるやつはいると思うぞ…俺は…
智「さくらは大丈夫か?」
潤「あ、うん。今朝様子を見たら熱は下がってたみたい」
智「そっかー」
雅「…潤…翔ちゃんは?」
俺は仕事から帰ったら一番に翔ちゃんに会いたかったから、出迎えがなかったのが少し寂しかった…
潤「あ…静かに来てくれる?ちょっと見せたいものがあるんだ」
智・雅「?」
俺達はいわれるがまま、潤についてさくらちゃんの部屋に行った…
さくらちゃんはまだ寝ていたけど、その横で翔ちゃんが眠っていた
潤「さくらちゃんの手元見て」
智・雅「あ」
手元を見てみると、翔ちゃんの手をさくらちゃんがしっかりと握っていた
うわー…何かすごい微笑ましい光景
翔「…ん…あれ…?雅紀…に智くん?」
あ、翔ちゃん起こしちゃった
翔「ごめん、もうそんな時間なんだ…うっかり寝ちゃったな」
潤「翔兄さん大丈夫?朝食出来てるから食べよう」
翔「ああ、サンキュー。今いくよ」
翔ちゃんはゆっくりさくらちゃんの手を離して、その手を布団の中に入れ、部屋を出た